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GLOBAL

海外人材の積極的登用と人材還流の実現、


そして日本国外での介護サービス普及に向けた


グローバルな展開もおこなっています。

 3eeeでは近年、技能実習生としてベトナムやインドネシアなど海外人材の登用も積極的に行っています。異国の地で働く海外人材はいつも仕事に対して真摯に向き合い、同じ現場で働く日本人スタッフにも良い刺激を与えています。そうしてスタッフ間で切磋琢磨することが、提供するサービスの質の向上にもつながっています。一方、日本で受け入れた海外人材が帰国した際の就業先を確保することは『人材環流』の観点において非常に重要な課題です。
 
 2020年9月、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」において、3eeeが提案した「FC方式による通所型介護サービスの導入に係る案件化調査」が採択されました。北海道企業による福祉分野での案件化調査採択は初となります。
 急激な高齢化の進行と高まる在宅介護サービスへのニーズが高まるベトナム国では、在宅生活を継続しながら介護サービスが受けられる通所型介護サービスが求められています。そこで3eeeが『カラダラボ』等のFC展開によって培った通所介護事業のノウハウをもとに、本調査を通じて今後高齢社会を迎えるベトナム南部のホーチミン市を中心として同サービスをフランチャイズ方式で普及させ、ベトナム人高齢者の介護状態の改善、進行の抑制、予防、自立支援を促進するビジネス展開を目指します。さらに、日本で受け入れたベトナム人材が帰国後、母国の事業所スタッフとして着任することでベトナムにおける介護人材を確保すると共に、国際的人材環流の実現を図ります。
 現在、案件化調査は完了し、今後は普及・実証フェーズへと移行してまいります。